シャノン BtoBマーケティングに関するアンケート調査結果を発表 進むマーケティングオートメーション格差
統合型マーケティング支援SaaS市場で7年連続シェア1位*1の株式会社シャノン(代表取締役社長:中村 健一郎、所在地:東京都港区、以下シャノン)は、国内BtoBマーケティングの意識・課題や現状について、マーケティング・販促担当の方を対象に今年で通算6回目となるアンケート調査を実施いたしました。本日その調査結果と分析内容を発表いたします。
本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず「シャノン調べ」と明記下さい。
その他、全調査内容は下記よりダウンロードいただけます。
『シャノン 「国内BtoBマーケティングの現状と課題レポート 2017」進むマーケティングオートメーション格差~導入企業と未導入企業の実状、そして成果を最大化するためには~』
調査概要
- 目的: BtoB企業におけるマーケティング活動の現状と課題の抽出
- 方法: Webによるアンケート
- 調査対象: マーケティング、販促担当の方
- 調査期間: 2017年3月10 日~4月10日
- 回答者数: 447
全体的に企業におけるマーケティングが浸透し、体制拡充も含め、各社ともマーケティング施策への取り組みが進められています。その中でもマーケティングオートメーション(以下MA)の導入企業と未導入企業において施策、状況把握、意識などあらゆる面で顕著な違いが現れ、その格差が浮き彫りになりました。
MA導入企業は実績重視のKPIを設定、費用対効果の把握にも差が
KPIは昨年から「量」から「質」へ移行している中で、MA導入企業はより実績重視の傾向が強く出ています。また採用しているKPIが「特になし」の割合は、MA未導入企業が導入企業の2.6倍近く高い結果となっています。
施策への取り組み度合にも差が
MA導入企業においてはアナログとデジタルの双方の領域でバランスがとれた施策を展開していることが見て取れました。また同じ施策でも取り組みの度合いにおいてMA導入企業が未導入企業に比べて高い傾向にあります。
社内における自社マーケティングの認識の乖離
経営層、ミドルマネジメント、現場の各層において、自社のマーケティングに対する認識の乖離が確認できました。自社の成果指標の設定やその指標の共有の有無等に課題が残る結果が出ています。
シャノンの所感
本調査で、各企業におけるマーケティング施策への取り組みは盛んになってきおり、その中でMA導入企業と未導入企業における格差が生まれていることが明らかになりました。企業は成果を求めるためにMAの導入を進め、その活用レベルが上がれば、この格差は今後もますます広がっていくものと思われます。
また、正しいマーケティングの施策や分析の根幹を支えるデータの品質管理や成果を最大化するための共通KPIの認識の点で新たな課題が浮き彫りなりました。
シャノンでは上記を踏まえ、MAの機能拡張はもちろんのことMA導入・運用に加えて、お客様の実際のマーケティング上の課題に合わせて伴走型で支援するなど課題を解決し、マーケティングの成果を上げるためのサービス向上に取り組んでいきます。
本ニュースリリースに関するお問合せ先
株式会社シャノン マーケティング企画室 長崎
TEL 03-6743-1565 FAX 03-6673-4302
E-mail:marketing@shanon.co.jp
*1 出典:ITR「ITR Market View:マーケティング支援市場2013~2017」売上金額ベースでの2010年度~2016年度 (予測値)シェア