2020年には新型コロナウイルスの影響で、多くの展示会イベントが中止に追い込まれた。
中には実行される展示会もあったものの、社員の健康や社会的責任を考えると、出展は見合わせるというのが多くの企業の判断だった。
展示会の出展中止は、企業の商談やリード獲得の機会としていたマーケティング担当者にとって大きな痛手となった。
「前職の時代から、米国でバーチャルイベントは普及していることは知っていましたが、日本では時期尚早と感じていました。
コロナ禍で展示会が中止になり、獲得できる見込み客が激減してしまったという多くの企業の方の“悲痛な声”を伺うなかで、今こそバーチャルイベント展示会をおこなうべきと感じたのです」
と、株式会社日本ビジネスプレスで広告セールスを統括する瀬木さんは語る。
同社にとって大規模な展示会形式でのイベントははじめてであったが、企画・運営面はすべて自社でおこなうという判断をした。
「まずは、自分たちですべてやってみようという思いがありました。将来的にイベント運営会社に依頼するにしても、どこでどのくらいの工数がかかるを知っておきたかったんです。」と瀬木さん。
イベントの収益モデルはスポンサーからの出展費用に基づくものになる。 企業から出展費を募る以上失敗は許されない。 複数のイベントのプラットフォームを比較検討し、シャノンを採用した。
シャノンの採用の導入の理由は、「イベント管理だけではなく、集客メールの配信が出来ること」「動画配信システムとの連携のよさ」「参加者リストの管理の精度の高さ」などだ。