企業の広報・マーケティング担当者に旬な情報をタイムリーに提供する「時事通信社テクノロジーセミナー」。回を重ねて徐々に認知度も向上し、3回目は「爆発するソーシャルメディア」と題して、それまでから倍の300名規模で開催することになった。そこで、受付の混雑解消が大きな課題として浮上した。
混雑する原因の1つが当日受付での参加費回収である。2回目までは受付で〈参加証を受け取る〉⇒〈参加者リストと照合し、本人確認〉⇒〈参加費をいただく〉⇒〈釣銭や領収書の対応〉という流れを短時間で確実に行わなければならず、受付を4箇所に分散し8名のスタッフで対応していた。
しかし、来場が集中するセミナー開始前15分間には受付が混みあい、お客様がいらいらされることもあった。
「すでに手作業での限界を感じていたところ、今回は規模が2倍の300名です。さすがに対応しきれないと思いました」と担当のデジタルメディア事業本部営業部次長、加瀬林善信氏は語る。
そこで、現金のやりとりをなくしたいと参加費のオンラインカード決済を検討していたところ、シャノンの「マーケティングプラットフォーム」の存在を知った。
「お話を伺うと『参加費の決済』に加え『集客時の申込受付業務』も自動化できるとのこと。セミナー運営業務全体の効率化ができると考え、『マーケティングプラットフォーム』導入を決めました」