2010年から、「シャノンマーケティングプラットフォーム」を利用開始した。
「当時、我々の部署は、『Salesforce』を積極的に活用しているセールスに対して、顧客データをどれだけ付加価値の高いリード情報として届けられるか、そしてその結果セールスにどれだけ貢献できるのか、社内を説得していくことからスタートしました」と当時の取り組み方を営業推進部・営業担当課長の坂本涼氏は振り返る。
実際に現場で取り組んだのは、自社で開催していたセミナーに対して一つのキャンペーンを適用し、参加者情報を管理することであった。まずは「シャノンマーケティングプラットフォーム」の基本的な使い方から、施策への適用を検証した。当初は、「単純にメールの配信と集客の確認という目的でセミナー管理の範囲で一時的に使っていました」
「シャノンマーケティングプラットフォーム」の活用範囲を拡大していくうちに、「実際に数万件ものリードがある中で、セールスが有効に活用できるように情報を一つの形にして渡すことができないかと模索するようになりました。当社ではセールスが『Salesforce』を積極的に活用しているという現状があったので、何らかの形で顧客データを付加価値の高い情報として届け、その情報をセールスが有効活用するという形で貢献ができるのではないかと考え、その課題を解決する方法を検討するようになりました」