【2026年】MAツール比較11選:タイプ別の違いと乗り換え判断軸も解説する記事のメインビジュアル

MAツールを比較する目的は、大きく2つに分かれます。これから初めて導入するケースと、今のツールに不満があって乗り換えを検討するケースです。本記事では主要MAツール11社を初期費用・月額・無料プランで比較し、タイプ別の違いを整理したうえで、後半では「今のMAツールから乗り換えるべき5つのサイン」まで解説します。自社に合う1社を見極める判断材料としてご活用ください。

【30秒でわかる】この記事の要約
  • 主要MAツール11社の初期費用・月額・無料プランを一覧で比較
  • 11社は4タイプに分類でき、自社の体制と目的を先に決めれば候補は2〜3社に絞れる
  • すでにMAを運用中なら「乗り換えるべき5つのサイン」で現状を点検できる
  • 乗り換えで体制を変えずに商談数を8倍にした企業事例も紹介

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目次

MAツール比較一覧表【2026年最新】

まず結論から確認できるよう、11社の比較表を掲載します。料金は各社公式サイトの掲載情報(2026年8月時点)に基づきますが、プラン構成や従量条件で変動するため、検討時は必ず最新の公式情報をご確認ください。

ツール名 タイプ 初期費用 月額 無料プラン※1
シャノンMA※3 タイプ4|サポート・伴走型 10万円 6万円〜(デジタル)
List Finder※3 タイプ1|国産シンプル 10万円 4.5万円〜(ライト) ○ フリープランあり
BowNow タイプ1|国産シンプル 要問い合わせ 要問い合わせ ○ フリープランあり
Kairos3 Marketing タイプ3|営業連携型 別途(金額非公開) 2万円〜
SATORI タイプ4|サポート・伴走型 30万円 14.8万円
Adobe Marketo Engage タイプ2|外資系多機能 要問い合わせ 要問い合わせ
HubSpot Marketing Hub タイプ2|外資系多機能 36万円※2 9.6万円〜(Pro) ○ 無料プランあり
Oracle Eloqua タイプ2|外資系多機能 要問い合わせ 要問い合わせ
Account Engagement タイプ3|営業連携型 要問い合わせ 15万円〜(Growth+・組織単位)
Zoho CRM タイプ3|営業連携型 0円 1,760円/ユーザー〜 ○ 3ユーザーまで
ネクストSFA タイプ3|営業連携型 要問い合わせ 3万円〜+MA機能5万円 −(無料トライアルあり)

※1 ○:あり/−:なし
※2 HubSpotはProfessional以上で導入支援費用が必須です
※3 シャノンMAは本記事の掲載元・株式会社シャノンの製品、List Finderはそのグループ製品です
※4 料金は税別。各社とも従量課金やオプション費用が別途発生する場合があります。総額は各社公式サイトでご確認ください(2026年8月時点)

MAツールのタイプ別比較|4タイプの違い

11社は大きく4タイプに分けられます。自社の体制と目的がどのタイプに合うかを先に決めると、候補を2〜3社まで絞り込めます。

あなたの状況から探す|タイプ別かんたん診断

当てはまるものをタップしてください。

1
はじめてのMA導入で、専任担当を置けない
スモールスタート
2
グローバル展開があり、専任チームで高度な施策を回したい
多機能・拡張性
3
SalesforceなどのSFA/CRMをすでに使い込んでいる
営業連携
4
ツール選定より、導入後に使いこなせるかが不安
サポート重視
5
今のMAツールに不満がある(タグ・費用・営業連携)
乗り換え検討



MAツール11社の分類マップ。横軸に扱う顧客接点(Web中心~オンライン・オフライン統合)、縦軸に機能範囲(シンプル~多機能)をとり、List Finder・BowNow・Kairos3 Marketing・SATORI・シャノンMA・Account Engagement・Zoho CRM・ネクストSFA・HubSpot・Adobe Marketo Engage・Oracle Eloquaを配置した図

※本図は各社公開情報をもとにした編集部による分類イメージです。実際の提供内容は各社公式サイトをご確認ください。

この図は「どんな顧客接点を扱うか」「機能をどこまで持つか」の2軸で並べたものです。次に紹介する4タイプの分類とは切り口が異なるため、あわせて見ると自社に合う候補が絞りやすくなります。

1. はじめてでも使いやすい国産シンプルMAツール

List FinderやBowNowが該当します。機能を絞り込むことで低価格を実現しており、フリープランから始められる点が特長です。専任担当を置けない企業や、まずメール配信とアクセス解析から始めたい企業に向いています。
このタイプは、必要な機能に絞ることで運用と費用の両方を軽くする設計思想で作られています。シンプルなツールで施策が回っているなら、無理に高機能なツールへ移る必要はありません。展示会・セミナーを主要チャネルにする、複数商材でシナリオを出し分けるといった運用に進む段階になったら、そのときに必要な機能を基準に選び直せば十分です。

2. 実績豊富な外資系MAツール

Adobe Marketo Engage、HubSpot Marketing Hub、Oracle Eloquaなどグローバルで実績のあるツール群です。機能の網羅性と拡張性に優れ、グローバル展開する大企業や、MA専任チームを持つ組織で力を発揮します。海外拠点と共通基盤で運用したい場合には最有力の選択肢です。
留意は、多機能である分、成果を出すまでに運用リソースの確保と学習期間が必要になることです。導入前に「誰が運用するか」を具体的に決めておくと、機能を持て余すリスクを減らせます。

3. 営業連携を強化できるMAツール

Account Engagement、Kairos3 Marketing、Zoho CRM、ネクストSFAのように、SFA・CRMとの一体運用を前提とするツールです。マーケティングが獲得したリードを営業の商談までシームレスにつなげたい企業に適しています。すでに母体となるSFA/CRMを使っている企業なら、データ連携の設計工数を抑えて導入できます。
一方、母体側の契約が前提になる製品が多いため、営業システムをこれから選ぶ企業は、MA単体ではなく営業基盤とセットで検討することになります。すでに営業システムがある場合は、そのシステムと連携できるツールを選ぶと既存の資産を活かせます。

4. サポート・伴走型MAツール

シャノンMAやSATORIのように、国内ベンダーが導入から運用定着まで日本語で伴走するタイプです。「ツールは入れたが成果につながらない」という失敗の多くは機能ではなく運用定着でつまずいており、社内にノウハウがない企業ほどサポート品質が効いてきます。
ただし、サポートが手厚い分、フリープランのあるシンプル型と比べると初期の投資は大きくなります。すでに運用体制が確立していて自走できる企業なら、サポートよりも機能や価格を優先する判断もあり得ます。

MAツールの国内市場動向

比較の前提として、市場全体の動きも押さえておきましょう。客観データを見ると、MAツールへの投資は今も拡大が続いています。

国内デジタルマーケティング市場は2026年に4,789億円へ

矢野経済研究所の調査によると、MA、CRM/SFA、CDPなどを含む国内デジタルマーケティング市場は2025年に4,201億2,000万円となり、2026年には4,789億円(前年比114.0%)へ拡大する見通しです。成長を牽引しているのは、AI活用を見据えたデータ整備需要とされています。

出典:矢野経済研究所「デジタルマーケティング市場に関する調査(2026年)」

つまりMAツールは「導入するかどうか」の段階から、「蓄積した顧客データをAI時代にどう活かすか」を見据えて選ぶ段階に移っています。この視点は、後述する乗り換え判断にも直結します。

第三者レビューサイトの読み方

ツール選びでは、実際の利用者の声も判断材料になります。第三者レビューサイトのITreviewでは、MAツールカテゴリに国産・外資の主要製品が登録されており、製品ごとの満足度とレビュー本文を確認できます。たとえばシャノンMA(SHANON MARKETING PLATFORM)は、MAツールカテゴリで満足度4.2/レビュー285件の評価を得ています(2026年8月時点)。候補が絞れてきたら、自社と近い企業規模・業種のレビューに絞って読むと、導入後の運用イメージがつかみやすくなります。

出典:ITreview「SHANON MARKETING PLATFORMの評判・口コミ」

主要MAツール11社を徹底比較

ここからは11社を個別に見ていきます。各社の料金は公式サイト掲載の代表的なプランを記載しています。

1. シャノンMA

シャノンMAの乗り換えキャンペーンページのバナー

シャノンMAは、顧客の行動を時系列の履歴で管理する「履歴型」の国産MAツールです。タグの設計・付与が不要なため、「先週資料請求した人」「今月サイトを訪れたが未商談の人」といった条件を後から自由に指定できます。展示会の名刺やセミナー参加、郵送DMまでオンライン・オフラインの接点を一元管理できる点は、国内でも独自性の高い強みです。

料金は、デジタルプランが月額6万円、スタンダードプランが月額12万円、エンタープライズプランが月額30万円(いずれも税別)。初期費用は10万円、契約期間は1年間です。

メールの配信件数に上限はありません。プランごとに無償リード枠(順に5,000件/20,000件/50,000件)と無償PV数(順に月間50,000/200,000/500,000PV)があり、無償枠を超えた分は件数に応じて追加料金が発生します。

展示会・セミナーの申込/参加管理を行うイベント機能はスタンダードプラン以上での提供です。SFAを標準搭載し、Salesforceやkintone、Sansanとも連携できます。マーケと営業の分断に悩む企業、展示会を主要チャネルとする企業に向いています。

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初期費用 月額 無料プラン
10万円 6万円〜

※価格は税別。無償リード枠・無償PV数を超えた分は追加料金が発生します。イベント機能はスタンダードプラン以上。

参考:https://www.shanon.co.jp/ma/料金ページ

2. List Finder

 List Finder

List Finderは「はじめてのMA」を掲げる国産シンプルMAです。なお本製品は、2025年のグループ再編により本記事の掲載元であるシャノンのグループ製品となっています(提供元:株式会社Innovation X Solutions)。

初期費用・月額とも0円のフリープラン(登録顧客データ100件、アクセス解析500セッション分まで)があり、有料は初期費用10万円+ライト月額4.5万円/スタンダード6.9万円/プレミアム9.2万円の3プラン。アクセス解析・フォーム・メール配信など基礎機能に絞られており、少人数でのスモールスタートに適しています。

上記の基本料金に加え、PV数・顧客データ数に応じた従量課金が加算されます(〜5,000件かつ〜5万PVまでは加算なし)。外部ツール連携は月1万円のオプションです。検討時は自社の想定PV数とデータ件数をもとに試算するのが確実です。

初期費用 月額 無料プラン
10万円(ライト) 4.5万円〜

参考:https://promote.list-finder.jp/

3. BowNow

BowNow

BowNowはフリープランを入口としたシンプルMAで、導入社数の多さが特長です。

ABMテンプレートにより、ステータス管理ベースのシンプルな運用から始められます。有料プランの料金は公式サイトでの問い合わせ制のため、検討時は最新の見積もりで確認してください。本格的なシナリオ配信や高度なスコアリングが必要になった段階では上位ツールへの移行を検討することになります。

初期費用 月額 無料プラン
要問い合わせ 要問い合わせ

参考:https://bow-now.jp/

4. Kairos3 Marketing

Kairos 3 Marketing

Kairos3 MarketingはMAとSFA(Kairos3 Sales)を同一プラットフォームで提供する国産ツールです。スタンダードプランは月額2万円〜(税別)と始めやすく、AI名刺スキャンも利用できます。上

位のプロプランは月額15.5万円〜。初期費用は別途発生し(金額は非公開)、最短利用期間は12か月です。シナリオ・Webhook・AI名刺スキャンなどはスタンダードプランでは利用量に制限があり、制限をなくすにはプロプランまたはオプション契約が必要です。

マーケティングから営業管理までスモールスタートで始めたい企業に向いています。

初期費用 月額 無料プラン
別途(非公開) 2万円〜

参考:https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation

5. SATORI

SATORI

SATORIは、実名リード化する前の匿名訪問者に施策を打てる「アンノウンマーケティング」を強みとする国産MAです。料金は初期費用30万円、月額14.8万円(いずれも税別)。月額は年間契約で、前払いの一括請求となります。利用状況により従量課金が発生する場合があります。オンラインサポート・ハンズオンセミナー・導入時のミーティングは基本料金に含まれます。

Webサイトへの集客が多い企業では匿名層へのアプローチが効きますが、データ管理はタグの設計・運用が前提となる方式のため、自社が想定する条件抽出や履歴管理の運用に合うかは事前に確認しておきたいポイントです。

初期費用 月額 無料プラン
30万円 14.8万円

参考:https://satori.marketing/

6. Adobe Marketo Engage

Adobe Marketo Engage

Adobe Marketo Engageは、世界中で採用実績を持つ外資系MAの代表格です。機能範囲の異なる4パッケージ(Growth〜Ultimate)が用意され、施策規模に応じて選択します。

料金は公開されておらず、個別見積もりです。

エンゲージメントプログラムなど高度なナーチャリング設計が可能な反面、使いこなすには専任者と運用ノウハウの蓄積が前提になります。

初期費用 月額 無料プラン
要問い合わせ 要問い合わせ

参考:https://business.adobe.com/jp/products/marketo.html

7. HubSpot Marketing Hub

HubSpot Marketing Hub

HubSpot Marketing HubはCRMを核とした統合プラットフォームの一部として提供され、無料プランから始められます。

有料はStarter(年間契約時 月額840円/シート〜、月次契約は2,400円/シート)からProfessional(年間契約時 月額9.6万円〜/コアシート3人分を含む)まで段階的に拡張可能です。

Professional以上には1回限りの導入支援費用が別途必須で、Professionalは36万円です。インバウンドマーケティングとの相性が良い一方、この導入支援費用を含めた総額での比較が欠かせません。

初期費用 月額 無料プラン
36万円 9.6万円〜

参考:https://www.hubspot.jp/products/marketing

8. Oracle Eloqua Marketing Automation

Oracle Eloqua Marketing Automation

Oracle Eloquaは、大規模・複雑なマーケティング組織向けの外資系MAです。

精緻なキャンペーン設計、細かな権限管理、大量データの処理に強く、グローバル大企業での採用が目立ちます。

料金は非公開の個別見積もりで、国内では導入・運用ともにパートナー企業の支援を前提とするケースが一般的です。

初期費用 月額 無料プラン
要問い合わせ 要問い合わせ

参考:https://www.oracle.com/jp/cx/marketing/automation/

9. Account Engagement

Account Engagement

Account Engagement(正式名称はMarketing Cloud Account Engagement、旧Pardot)は、Salesforceプラットフォーム上で動作するBtoB向けMAです。

料金はユーザー単位ではなく組織単位で、年間契約が前提。最下位のGrowth+エディションが月額15万円(取引先責任者10,000件を含む)で、上位はPlus+が33万円、Advanced+が52.8万円と続きます。

Sales Cloudとのネイティブ連携により、リードから商談・受注までを一気通貫で可視化できます。Salesforceを営業基盤として使い込んでいる企業には第一候補になる一方、Salesforce未導入の企業では前提コストが大きくなります。

初期費用 月額 無料プラン
要問い合わせ 15万円〜(組織単位)

参考:https://www.salesforce.com/jp/marketing/b2b-automation/

10. Zoho CRM

Zoho

Zoho CRMは、CRMにマーケティングオートメーション機能を含む形で提供される低価格ツールです。

スタンダードプランが月額1,760円/ユーザーからで、初期費用・オプション費用はかかりません。

3ユーザーまでの無料プランと、有償プランの15日間無料トライアルもあります。専用MAと比べると機能は簡易的ですが、営業管理とセットで最小コストから始めたい小規模チームには合理的な選択肢です。

初期費用 月額 無料プラン
0円 1,760円〜/ユーザー

参考:https://www.zoho.com/jp/crm/

11. ネクストSFA

ネクストSFA

ネクストSFA(現在の表記は「ネクストSFA/CRM」)は、国産SFAにMA機能をオプション追加できるツールです。

スタータープランは月額3万円(5ユーザー分を含む)、上位のベーシックプランは月額7.5万円(15ユーザー分を含む)で、MA機能は月額5万円で追加できます(いずれも税抜)。

無料トライアルも用意されています。営業管理が主目的で、MAは見込み客フォローの補助として使いたい企業に向いています。本格的なナーチャリングやスコアリングを求める場合は専用MAとの比較が必要です。

初期費用 月額 無料プラン
要問い合わせ 3万円〜+MA機能5万円 −(無料トライアルあり)

参考:https://next-sfa.jp/

今のMAツールを乗り換えるべき5つのサイン

比較検討には「今のツールを使い続けるべきか」の判断も含まれます。MAツールは導入して終わりではなく、運用の実態が成果を左右するからです。次の5つのサインに複数当てはまるなら、乗り換えの検討時期に入っています。

1. タグ管理に運用時間を奪われている

施策のたびにタグが増え、命名ルールの管理や付与作業に追われていないでしょうか。タグ型MAでは同じ施策でも条件が変わるたびに別タグが必要になり、運用そのものが目的化しがちです。施策を考える時間がタグ整理に消えているなら、それは構造的な限界のサインです。
詳しくは「MAツールのタグ管理が限界を迎える5つの理由|履歴型MAで解決する方法」で解説しています。

2. 費用に対して使っている機能が少ない

多機能な上位プランを契約したものの、実際に使うのはメール配信だけ。この状態は「高機能」ではなく「機能過剰」です。契約費用と運用コストを棚卸しすると、機能を絞った乗り換えでかえってコストが下がるケースもあります。
見直しの手順は「MAツールのコスト見直し5つの手順|料金相場と乗り換え判断基準」をご覧ください。

3. 営業・SFAと連携できず商談につながらない

MAで集めたリードが営業に渡らず、渡っても検討状況が断片的にしか伝わらない。データがマーケティングと営業で分断されていると、ホットリードの抽出精度も上がりません。連携の可否は乗り換え動機のなかでも特に強いものです。
背景と対策は「MAツール導入後に営業連携がうまくいかない理由とは|原因と改善4ステップ」で整理しています。

4. シナリオが組めず「メール配信ツール化」している

行動をトリガーにした自動配信が組めず、結局は手動の一斉配信ばかりになっていないでしょうか。シナリオ設計に事前のタグ準備が必要なツールでは、条件を変えるたびに再設計が発生し、PDCAが回りません。MAが「高いメール配信ツール」になっているなら要注意です。
シナリオ機能については「MAのシナリオ機能とは?設計方法・作り方・活用事例をわかりやすく解説」をご覧ください。

5. 展示会・イベントのリードを管理できない

展示会で獲得した名刺が営業任せになり、MA上の行動履歴とつながっていないケースです。BtoBでは商談の起点がオフラインにあることが多く、ここを管理できないと数年単位の検討サイクルの再開を検知できません。製造業など展示会中心の業種では致命的な取りこぼしになります。
業種別の視点は「製造業向けのMAツール6選を比較|展示会名刺と長期商談に強いツールとは?」も参考にしてください。

いくつ当てはまる?乗り換えサイン・セルフチェック
当てはまる項目にチェックすると、該当数に応じた目安の判定が表示されます
タグの命名・付与・整理に、施策を考える時間を奪われている
契約プランの機能のうち、実際に使っているのは一部だけ
MAのリード情報が営業・SFAに渡っていない(または手作業で渡している)
シナリオの自動配信が組めず、手動の一斉配信が中心になっている
展示会・セミナーのリードがMA上の行動履歴とつながっていない
※チェック項目は一般的な傾向をもとにした目安です。実際の判断は運用状況にあわせてご検討ください。


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MAツールの乗り換えで失敗しないために

乗り換えで最も多い不安はデータ移行です。リード情報や行動履歴をどこまで引き継げるか、移行支援の範囲を契約前に確認しておくと、切り替え期の空白を最小限にできます。既存ツールの解約タイミングと新ツールの立ち上げ時期を重ねる際は、二重払い期間の扱いも交渉のポイントになります。

実際に乗り換えで成果を出した企業も少なくありません。IT企業のアイアットOECは、3社目のMAとしてシャノンMAへ乗り換え、社内体制を変えずに商談数を8倍にしました。

手順の全体像は「【失敗しない】MAツール乗り換えの手順と比較ポイント|移行時の注意点も解説」、事例の詳細は「MAツール乗り換え事例3選|商談8倍を生んだ移行の決め手とは」にまとめています。

よくある失敗談:解約条件の確認が後回しになり、1年分が二重に
乗り換え先の選定に集中するあまり、現行ツールの解約条件の確認が後回しになるケースがあります。年間契約のSaaSには「更新日の◯か月前までに解約予告」という条項が多く、この期限を1日でも過ぎると次の1年分が自動更新され、新旧2つのツールの費用を1年間払い続けることになります。
また「リード情報は移行できるが、行動履歴やスコアは引き継げない」というツール間の制約に移行作業の段階で気づき、ナーチャリングをゼロから積み直すことになった、というつまずきも定番です。乗り換え先の比較を始めた日に、現行ツールの解約予告期限も確認する。この順番が鉄則です。
💡 解決のヒント
乗り換えの稟議では、移行費用を単体で出さず「削減できる運用時間(タグ整理・手動配信・名刺の手入力など)」と並べて書くと、何か月で回収できるかが伝わり、承認が通りやすくなります。あわせて現行ツールの解約予告期限を今日カレンダーに登録しておけば、二重払いのリスクはその場で消せます。

MAツールの基礎知識

はじめて検討する方向けに、前提知識を整理します。すでにMAを運用中の方は読み飛ばして構いません。

MAツールとは?主な機能

MA(マーケティングオートメーション)ツールは、見込み客の獲得から育成、選別までのマーケティング活動を自動化・効率化するツールです。主な機能は4つに整理できます。
フォームやLPで見込み客を獲得する「リードジェネレーション」、メールやコンテンツで関係を深める「リードナーチャリング」、スコアリングで確度の高い見込み客を抽出する「リードクオリフィケーション」、そしてこれらを一連のシナリオとして自動実行する仕組みです。

MA・SFA・CRMの違い


MA・SFA・CRMの対象フェーズとデータ連携を示した図。MAが商談前の見込み客、SFAが商談から受注まで、CRMが受注後を含む顧客関係全体を担当し、MAからSFA・CRMへデータが受け渡される流れを表している
MAは商談前の見込み客を対象とし、SFAは商談から受注までの営業活動を、CRMは受注後を含む顧客関係全体を管理します。対象フェーズが異なるため、どれか1つで代替できる関係ではありません。むしろMAからSFA・CRMへデータがつながって初めて、獲得したリードの商談化率や受注率まで検証できるようになります。

MAツール導入のメリット・デメリット

メリットは、人手では追いきれない見込み客のフォローを自動化し、営業がアプローチすべき相手を確度順に可視化できることです。休眠リードの掘り起こしにも効果を発揮します。デメリットは、運用設計とコンテンツ制作の工数が必ず発生することです。ツール任せで成果が出るものではない点は、導入前に社内で共有しておく必要があります。

MAツールの選び方|比較で見るべき3つのポイント

比較表を前に迷ったら、次の3点に絞って判断してください。

1. 導入目的を達成できる機能があるか

「リード獲得を増やす」「展示会後のフォローを自動化する」など目的を1つに定め、その実現に必要な機能を逆算します。機能の多さではなく、目的との一致度で評価するのが失敗しないコツです。

2. 総コストが予算に収まるか

月額だけでなく、初期費用・従量課金・オプション・導入支援費を合算した1年目の総額で比較します。本記事の比較表のとおり、同じ「月額」でも前提条件は各社で大きく異なります。たとえばリード件数やPV数に応じた無償枠が設定されているツールでは、枠を超えた時点で追加料金が発生します。自社の想定リード数・想定PV数を先に出してから見積もりを取ると、比較の精度が上がります。

3. 既存システムと連携でき、サポートが十分か

SFA/CRMとの連携可否と、日本語サポートの範囲は運用定着を左右します。選定基準のより詳しい解説は「MAツールの選び方を徹底解説!自社に合う製品の見極め方とおすすめ6選」をご覧ください。

MAツール活用事例3選|成果につながる使い方

事例1:3社目のMAで商談数8倍(アイアットOEC)

IT企業アイアットOECは、機能不足だった他社MAから乗り換え、ステップメールの自動化と履歴自動付与を活用しました。煩雑なタグ管理から解放され、社内体制を変えずに商談数8倍を実現しています。

詳細:人数は変わらず商談を8倍に。3社目のMAツールで大きな成果が出たカギは、自動化と多彩な連携ソリューション

事例2:マーケ施策起点の受注が前年度比264%(ロジスティード)

物流大手のロジスティードは、シャノンMAを軸に、2021年度から2022年度にかけてマーケティング施策起点の受注件数を前年比264%まで伸ばしました(同期間のHOTリード創出数は前年比113%)。蓄積した行動履歴を営業アプローチの優先順位づけに活かした例です。

詳細:マーケティング施策起点での受注件数は前年比264%に増加。商材ごとの購買フェーズ管理を実現したMA活用方法とは

事例3:顧客情報のDB化から商談創出へ(三協エアテック)

製造業の三協エアテックは、散在していた顧客情報をシャノンMAでデータベース化し、ウェビナーを起点としたナーチャリングで商談創出につなげました。オフライン接点の多い製造業でも段階的にデジタル化を進められることを示す事例です。

詳細:社内に散らばっていた顧客情報のデータベース化とウェビナーによるナーチャリングで商談創出に貢献

シャノンMAが選ばれる理由

前章の「乗り換えるべき5つのサイン」で挙げた課題、すなわちタグ運用の負荷・費用対効果・営業連携・展示会リードの管理は、そのまま乗り換え先を選ぶ基準にもなります。

シャノンMAはこの4つに対して、タグ不要の履歴型データ管理、月額6万円〜(税別)でメール配信件数に上限のない料金設計、展示会名刺からDMまでのオフライン一元管理(イベント管理機能はスタンダードプラン以上)、SFA標準搭載という形で応えるツールです。

第三者レビューサイトのITreviewでは、MAツールカテゴリで満足度4.2(レビュー285件・2026年8月時点)の評価を得ています。リプレイス時は初期セットアップからリード移行まで支援があるため、乗り換えの負担を抑えられます。

今のツールに5つのサインのいずれかを感じているなら、まず現状の運用課題を整理するところからご相談ください。

参考:https://www.itreview.jp/products/shanon-marketing-platform/reviews

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よくある質問

Q. MAツールの乗り換えにはどんな準備が必要ですか?
A. 現行ツールからのリードデータ移行と、シナリオ・フォームの再設計が主な準備です。移行支援の範囲はベンダーによって異なるため、契約前に支援内容を確認してください。あわせて現行ツールの解約条件(更新月・違約金)も早めに把握しておくと、切り替えをスムーズに進められます。
Q. 乗り換えると費用は上がりませんか?
A. 必ずしも上がりません。使っていない機能の多い上位プランから、自社に必要な機能に合ったツールへ移ることで、コストが下がるケースもあります。判断材料として、月額だけでなく運用工数を含めた総コストで比較することをおすすめします。
Q. MAツールの導入費用の相場はどれくらいですか?
A. 国産ツールなら月額2万〜15万円程度が目安です。外資系は無料プランや低価格プランを持つツールもありますが、本格運用向けの代表的なプランでは月額10万円以上が目安になります。加えて初期費用(0〜30万円超)と、リード件数・PV数・配信数に応じた従量課金が発生する場合があります。無償枠の有無とその上限は製品ごとに大きく異なるため、総額は本記事の比較表を参考に、必ず最新の公式情報でご確認ください。

まとめ:MAで成果を出すためには、乗り換えも選択肢に

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MAツール選びの本質は、機能の多さ比べではなく、自社の目的・体制・顧客接点との一致度です。これから導入する方は4タイプの分類から候補を絞り、すでに運用中の方は5つのサインで現状を点検してみてください。合わないツールを使い続けるコストは、乗り換えのコストより大きくなりがちです。シャノンMAは履歴型・オフライン対応・SFA一体という独自の組み合わせで、「MAを商談につなげたい」企業の乗り換え先として選ばれています。

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