こんにちは。シャノン マーケティング部の安倍です。
前回はWebサイトのABテストツールについてご紹介いたしましたが、今回はDX 総合EXPO 2024 春(開催期間2024年2月20~22日)に出展しましたので、イベントレポートを書きたいと思います。
イベントレポートの内容としては、出展イベントの概要と出展内容、イベント全体の数字に関わる話を定量・定性の両面からお話し、出展社から見た今のリアルイベントをご紹介いたします。
株式会社 シャノン マーケティング部 Webサイト担当
前職は、大手住宅メーカーの下請けとしてマーケティング・リサーチ業務やマーケティング・コンサルティング業務に従事。2022年1月よりシャノンにWeb担当として入社。
出展イベント概要と出展内容について
早速ですが、今回出展したイベントの概要からご紹介します。
イベント名 | DX 総合EXPO 2024 春 |
会場 | 東京ビッグサイト |
会期 | 2024年2月20日(火)~22日(木) |
URL | https://www.bizcrew.jp/expo/2024-dx-spr-tokyo/ |
本イベントではDX化を検討する人事、総務、マーケティング、営業など幅広く、企業の担当者が展示会で製品やサービスを検討したり、講演で様々なテーマについて情報収集することができます。
こちらのイベントに見込み顧客と商談を目指し、マーケティングオートメーション、イベント管理システム、SHANON Content Assistant、ZIKU、Vibit CMSの製品で出展しました。
シャノンはこのイベントだけでなく、2022年度4回、2023年度10回とリアルイベントに出展回数を増やし、2024年も同程度かもしくはそれ以上の数イベント出展を検討しています。
※シャノンでは年度を11月~10月として計算をしています。例)2022年度:2021年11月~2022年10月
なぜ、シャノンが今出展を増やしているのか次の章から説明できればと思います。
イベントの定量的な数字について
まず、本イベントについて公表してもよい範囲での数字を前年度の同イベントと比較しながら見ていきます。
イベント来場者数 | 公式で公開可能なデータ無しですが、前年度より増加 ※出展社は主催社より来場者数を教えてもらえます。 |
名刺獲得数 | 前年度比138.4% |
バーコード獲得数 | 前年度比106.1% |
最も気になる、イベント来場者数は主催社の意向で公開することはできませんが、出展社向けに発表されている数字を見ると前年度よりも多いようでした。こちらは、私も実際に展示ブースへ足を運んでいたのですが、前年度よりも多いと感じています。
ただ来場者数が増えているだけでなく、名刺獲得数が大きく増えており、製品への検討意欲が高い人もしっかり増えていました。
また、シャノンではDX EXPOとは別にITWeekというイベントにも出展しています。ITWeekは毎年4月ごろに開催され、DX 総合EXPO同様に東京ビッグサイトで開催されています。こちらのイベントは主催者が来場者数を発表していますので、ここ数年のリアルイベント来場者数の傾向を見ていただくためにもご紹介させてください。
来場者数 | |
2021 春 | 13,597 |
2022 春 | 39,173 |
2023 春 | 45,384 |
※直近の開催のデータはこちらから確認できます。
2021年はコロナ禍だったこともあり来場者数は少ないですが、前年は45,000人を超えており、リアルイベントにたくさんの人が戻ってきているとは。
イベントの定性的な数字について
イベントの来場者数が増えてきていることは上でわかりましたが、展示会で接客をしているかたからの定性的な評価はどうでしょうか?
※展示会では、出展するブースの場所が毎回変わる(自社の位置だけでなく周りの企業も含め)ので、前年度とすべて同じ条件ではありません。
展示会での定性面の振り返りは、主にブースに人を呼び込めていたか、どのような人が多かったのかを以下のような項目で振り返っていきます。
- 展示会ブース前での声掛けについて
- どういう言葉を使って声を掛けたか
- 言葉によって足を止める割合に差異はあるか
- どのような課題を抱えているか
- 上記のそれぞれの内、ターゲットとなる割合はどのくらいか
- 展示会装飾について
- 何に興味をひいて足を止める人がいたか
- 足を止めた人から声を掛けられることはあったか
- ターゲットの割合はどのくらいか
- 何に興味をひいて足を止める人がいたか
- 配布しているツールについて
- 使いやすかったツールはあったか
- どのような使いかたをしたか
- 使いにくいツールはあったか
- どのような使いかたをしたか
- 次回、欲しいツールはある
- どのようにして使うのか
- 使いやすかったツールはあったか
本当は上記項目も定量で計測できればよいのですが、すべて計測することは労力的にできません。それでも感覚すら把握できていないよりも次回のイベント出展時の検討に繋がるため、イベント終了後の早い段階で確認するようにしています。
また、こちらの調査を行う中で前回よりも今回のイベントの方が、ターゲットとなる割合が多かったと思われる結果が出ています。
出展社から見たリアルイベントの現状まとめ
繰り返しになりますが、シャノンでは定量・定性の面を考慮した上で、2024年度も多くの展示会への出展を決めております。2024年3月15日時点で、204~12月の間に出展を決めているリアルイベントは14回です。(2022年度は4回、2023年度は10回出展)
今後もシャノンでは、イベント出展を今以上に行っていく想定で考えています。それは、今の展示会がコロナ禍前と同程度、新規の見込み顧客の集客、そして商談が発生する場になっており、展示会が一番有効な集客手段となっているからです。
最後に、シャノンがイベント出展を続けるポイントを整理し、2024年もより展示会などのイベントが盛り上がることを出展社として期待して終わりにしたいと思います。
- イベントの来場者数は右肩上がり
- シャノンとしてイベントでの集客者数も右肩上がり
- 展示会以上に有効な集客手段がない
最後に、シャノンのマーケティングオートメーションでは、データの一元管理による効率的なリード獲得とナーチャリングが可能です。
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